初心者でも簡単♪パースの描き方のコツ【水平線とアイレベルについて】

本日もデコイラスト教室のブログにアクセス頂きありがとうございます。
こんにちは。
イラスト講師のmei(@mei_decoillust)です。

今回は、「簡単なパースの描き方」についてざっくりとお話しします。

このブログを読んでいる方は、イラストの背景を描きながら、パースについて悩んでいるのではないでしょうか?

背景のパースって難しいイメージがありますよね。実はとっても簡単なんです。
人の目から見て自然に見えていればOKなんですよ。完璧に合っていなくても大丈夫なのです!
そもそも、人の目の構造が錯覚に騙されやすいですし、完璧なパースを描くこと自体無理な話なのです。

美大でデッサンなどをしていると「パースずれてるじゃん」とディスってくる人もいますよね。
パースを気にしすぎてつまらないイラストになっている人もいるので、そういう人のことはあまり気にしない方が良いですよ。

一番大事なことは、作品に「魅力」があるかどうかです。

「あ!この人完璧だ!」と思って誰かに恋をしますか?
言葉にはできない魅力を感じるから好きになるのではないのでしょうか?

作品の「魅力」は、あなたが生きてきた人生の中での価値観が作品の中に現れているのだと思います。

 

どうして背景を描かなきゃいけないの?

それは、単純にイラストの紙の中に描かれている人のことが知りたいからです。

「あ!可愛いな♪」「あ!かっこいいな♪」と思っても背景が真っ白だと、どこにいるのかも、何をしているのかもわかりませんよね?

人物だけだと、作品のテーマや個性も伝わりにくいと思います。背景を描くことで、人物をより魅力的に演出できるんです。

監督になった気持ちで、人物の周りのものを想像して見ましょう。想像することがクリエイターとして大切な役割の1つですよ♪

あと、単純に考えてみると、背景までしっかり描かれたイラストを部屋に飾りたいですよね?

もちろん、例外もあります

キャラクターデザインは、キャラクターだけで完結しているので背景が真っ白でも良いですよ。

本の表紙のイラストは文字やキャッチコピーを入れたりするので、背景が真っ白のことも多いです。

 

基本のパースの種類

パースには代表的な3つの種類があります。

パースの種類
1点透視図法
2点透視図法
3点透視図法

いきなり言われても難しいと思いますので、あまり覚えなくて大丈夫です。

 

困ったら、とりあえず1本の線を描いてみよう!!

とても簡単♪1本の線を引くだけでなんとかなる

とりあえず、自分で描いたイラストの人物の後ろに1本の線を引いてみよう!!これだけでも「上の空間」「下の空間」ができたのがわかりますか?

 

この1本の線を水平線(地平線)と言います。アイレベルとも言います。

1本の線を引くだけで、「地面」「空間」ができたので、これで大丈夫です♪
この線は「水平線(地平線でも良い)」「アイレベル」とも呼ばれます。
作品の中のカメラの位置」と考えるとわかりやすいです。
ここでは 「アイレベル」と読んでいきましょう♪

 

実は、アイレベル上の1点からパースの線が放射線状に出ています。

アイレベル上にある1点のことを「消失点」と言います。
消失点を決めるとパースの線がわかります。
手前が大きく、遠くになればなるほど物が小さくなるように見えるという現象がわかりやすくなります。

消失点が1点なので、上の画像のようなパースを1点透視図法と言います。

このパースの線に沿って好きなものを周りに置いていくと、簡単に人物に合った違和感のない背景を描くことができます。
アイレベルを画面の中心よりも上や下に設定する場合は、背景だけではなく人物にもパースをつけるのを忘れずに!!

 

とにかくアイレベルを覚えると便利です。

アイレベルより上は「あおり(見上げた)」状態になり、アイレベルより下は「ふかん(見下ろした)」状態になります。これを気にしながら人物や背景を描きましょう。

 

困った時は、箱を並べてみるとわかりやすいです。

アイレベルに合わせた箱を並べてみると、背景の建物や部屋の中の物が浮かんできませんか?
箱を削っていくと色々な立体ができるイメージです。

 

とりあえず、これを覚えよう♪

色々ややこしいので、下記の3つはだいたい同じで、このライン状に消失点ができるんだなぁ〜と覚えておきましょう♪消失点が決まったら線を引っ張るだけですよ♪簡単ですね♪

まだ、よくわからないですよね??いろいろ描いてみるとわかってきますよ♪

どうしてパースを描かなきゃいけないの?

パースを覚えると作品の中に説得力が増すからです。人の目から見て不自然なパースだと作品を見ている人が不安になってしまいます。
人物を魅力的に見せるためにも基本のパースを覚えると便利です。
難しいことは後回しにして、とりあえず水平線(地平線)を描くことから始めてみてください。

紙の上できれいな嘘をつこう。
平面な紙の上に立体的な世界を演出してみてくださいね。

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この記事を書いた講師

Mei
Mei
スーパービバホームの2階にあるヴィシーズ埼玉大井店と川越駅近くの教室で講師をしています。
大学時代から講師を務め、現在は会社員をしながら講師をしています。
職業:デザイナー・イラストレーター
講師歴:10年目