6つの失敗に学ぶ、コピックインクで描くイラストの成功する描き方

本日もコミック・イラスト教室のブログにアクセス頂きありがとうございます。
こんにちは。
イラスト講師のmei(@mei_decoillust)です。

今回は、「失敗から学んだコピックインクで描くイラストの描き方」 をまとめました。

背景の表現にコピックインクを使用したアルコールインクアートを使って描くことが好きなのですが、3時間で描いたら失敗してしまいました。
空いてる時間で「ゆる〜く描いちゃおう♪」と思ったので、2、３時間で描きたかったのです。

失敗から学んで欲しいと思ったので、忘備録も兼ねてブログに書いておきます。

気負わずに雰囲気のあるイラストが簡単にできてしまう楽しい技法ですが、私のようにてきと〜に描きすぎると失敗もしやすいので気をつけてくださいね。

 

アルコールインクアートに興味はあるけど、使うのが初めてで不安な方は、ぜひこの記事を読んでから描いてみてください。

 

アルコールインクアートを使ったイラストの描き方

5つの準備するもの

1.アルコールインクアートペーパー

ツルツルしていて、コシのある用紙です。コピックインクを美しくにじませることができます。

2.無水エタノール

薬局などで手に入りますので、準備しましょう。

3.お好きなコピックインク

お好きなコピックインクを３色選んでください。今回は、E0000、BG45、B06を使いました。
「幸せの青い猫ちゃん」を描きたいので、ブルー系にしたいと思いました。

4.冷風ドライヤー

ドライヤーの冷風モードを使用しましょう。

5.トレース台

今回は教室でも使用しているA4サイズのものを使用しました。

 

７つの失敗まとめ

失敗から学ぶことは大切なことです。１枚描くごとに反省を活かしましょう。

失敗①下書きがてきと〜すぎた

ゆるく下書きを描いてしまったので、ペン入れのときにさらに適当になってしまいました。もう少し髪の毛はしっかりと下書きしたほうが良いですね。

ペン入れするときを想像してしっかり下書きしましょう。

 

 

失敗②色選びがてきと〜すぎた

幸せの青い猫ちゃんを描きたいという思い込みから、なんとなくブルー系のE0000、BG45、B06を選んでしまいました。
１色は暖色を入れたほうが綺麗なグラデーションができやすいです。

色選びは慎重にしよう。

 

 

失敗③ドライヤーを使わなかった

短時間で描くためにドライヤーを使わなかったので、色がいまいち混ざりませんでした。エタノールが乾く前にドライヤーを使用したほうが美しいグラデーションができます。

ドライヤーを用意してから始めよう。

 

 

失敗④乾かないまま描いてしまった

インクが乾かないまま塗り進めていくので、色がさらに滲みやすいです。
背景のインクが乾いてから描きましょう。

コピックインクが完全に乾いてから描き進めよう。

 

 

失敗⑤ペン入れがてきと〜すぎた

ペン入れには、コピックマルチライナー0.1(ブラック)を使用しました。
インクが乾いていないので、ペンのインクもどんどん滲んでいきます。
最初の下書きも雑なのでペン入れもどんどん雑になっていきました。

失敗⑥急いでてきと〜に塗ってしまった

タイムリミットが迫っているので、さらに急いで雑に塗っていきました。
とても滲みやすいペーパーなので、パーツごとに丁寧に素早く塗ったほうが良いです。

以上、6つ失敗をご紹介しました。
「え？当たり前のことじゃん！」ということばかりでしたね。
イラスト制作には、その当たり前が大事なんです。

まとめて時間のとれる休日に描くか、何日かに分けて描くと良いですね。
(あたりまえ!?)
この失敗を活かして、イラスト制作を成功させてくださいね。

よかったら、他にもいろんなイラストの描き方を紹介していますので読んでみてください。
下記がおすすめのブログになります。

コピックインクで描く！イラストの背景の描き方【アルコールインクアート】

毎月、いくつかのブログを更新していますので、また遊びに来てください♪